歯が抜けた部分を補う手段のひとつが「入れ歯」です。 入れ歯の装着により、歯が抜けたことで損なわれた審美性、機能性を補うことができます。 しかし、たびたび破損などにより修理、調整を要する場合がございます。 ここでは、よくある入れ歯の修理内容をご紹介致します。
|
・床破折(割れた) *入れ歯にひびが入って舌に引っかかる場合 →放置するとひびが大きくなり、入れ歯が割れたり変形したりします。 1時間ほどで修理可能です。 *真っ二つに割れてしまった場合 →完全に割れてしまった場合でも、破片を紛失しないよう注意してご持参下さい。 修理が可能な場合が多いです。 ・増歯(入れ歯の人工歯を付け足す) →部分入れ歯をご使用の方では、金具のかかる歯が抜けてしまうことがあります。 このような場合、元の入れ歯に抜けたところの人工歯を付け足すことができます。 抜けた本数が多い場合は、修理にかかる時間が多少長くなります。 ・床裏装(リベース) →歯ぐきがやせて不安定になった場合など、入れ歯の内面に材料を追加することにより 現在の歯ぐきの形状にあわせる修理です。 ・金具の破損 →部分入れ歯の方では、残っている歯に金具を引っかけてご使用頂きますが、金属疲労により金具が折れてしまうことがあります。金具のみ新しく製作して元の入れ歯につけることができます。 以上がよくある入れ歯の修理内容ですが、しばらくお待ち頂いてその日のうちに修理できる場合もあれば回数、日数を分けて何段階かで修理が必要な場合もあります。入れ歯の状態、お口の中の状態により工程が異なりますのでご了承下さいませ。また、作業時間を考慮し、早めの時間に受診下さいますようお願い致します。 |
|
部分入れ歯に人工歯を付け足しているところ(増歯)です。 一本の増歯なら約1時間で修理ができます。本数が多い場合は少々お時間を頂きますが、ほぼ当日中に修理可能です。 |